【シルクロードS】セイウンコウセイ、今年も相性の良いレースから高松宮記念制覇だ!

スポーツ報知
昨年2着のレースで巻き返しを期すセイウンコウセイ

◆第23回シルクロードS・G3(1月28日、京都競馬場・芝1200メートル)

 相性の良いレースで、復活への足掛かりをつかめるか。セイウンコウセイは重賞初挑戦だった昨年のシルクロードSで首差2着と好走し、高松宮記念でのG1初制覇につなげた。「時期的に寒い方が合っているのか、2週前、1週前追い切りと、けいこの動きは良かった。前走時と比べても、だいぶ上向いてきている感じがしている」と上原調教師。美浦のウッドチップコースで行った調教での走りに手応えを感じ取っていた。

 昨年の高松宮記念以降、重賞を4戦して〈4〉〈11〉〈14〉〈7〉着。思うような結果を出せていないが、前走の京阪杯も7着とはいえ、勝ち馬との差はわずか0秒2。好スタートから好位につけて粘り込む本来のスタイルで競馬ができるようになっており、上昇カーブを描いて迎える今年初戦となる。

 「昨年と同じようにシルクロードSから高松宮記念に向かうローテーションを考えているので、状態が上がってきているのはいい」と上原師。時計がかかるようになってきた今の京都の馬場はプラス。前哨戦でしっかり結果を出し、連覇がかかるG1へ向かいたい。(西山 智昭)

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