ミッキークイーンが引退 繁殖入りへ ロードカナロアと配合予定

スポーツ報知
15年05月24日、第76回 優駿牝馬(オークス) ミッキークイーン(左)が大外からルージュバック(右)、クルミナル(中)を差し切る

 JRAは1月31日、2015年のオークス・G1などに優勝したミッキークイーン(牝6歳、栗東・池江泰寿厩舎)の競走馬登録を同日付で抹消した。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。

 父ディープインパクト、母ミュージカルウェイ(父ゴールドアウェイ)の同馬は14年12月にデビュー。翌15年のオープン特別、忘れな草賞を勝って、3番人気で臨んだオークスに優勝。同年秋は1番人気で秋華賞を勝ち、牝馬2冠を手にし、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬に輝いた。その後も16年ヴィクトリアマイル2着、同エリザベス女王杯3着など上位争いを続け、昨年は宝塚記念とエリザベス女王杯で連続3着。ラストランとなった有馬記念は11着に敗れたが、トップクラスの牝馬として活躍した。

 ほかの主な勝ち鞍は17年阪神牝馬S・G2。通算17戦5勝。

 池江調教師「オーナーサイドから繁殖にするという連絡がありました。桜花賞は除外になりましたが、牝馬2冠を制し、JRA賞を取ってくれるなど、素晴らしい成績を残してくれました。古馬になり、左前の靱帯(じんたい)を痛めて思うように走れない時期もありましたが、いつも一生懸命に頑張ってくれました。悔いは残りますが、いい産駒を出して欲しいと思っています。(初年度は)ロードカナロアを付けると聞いています」

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