【京都新馬戦】カリブメーカーが好位から抜け出し4馬身差の快勝
スポーツ報知

4日の京都3R・新馬(ダート1800メートル、14頭立て)は、9番人気のカリブメーカー(牝3歳、父エンパイアメーカー、栗東・河内洋厩舎、荻野極騎手)が好位から力強く抜け出して勝利した。勝ちタイムは1分55秒9。
スタートを出ると気合をつけて前へ。2番手集団のインにつけて折り合った。4コーナーで軽く促して勢いをつけると、直線は内ラチ沿いと逃げ馬の狭いスペースを割って伸び、4馬身差をつけた。
荻野極騎手は「前半はごちゃごちゃしましたが、向こう正面で隊列が落ち着いてからは折り合って運べました。直線もいい脚で突き抜けてくれました。先が楽しみです」とレースセンスの高さをたたえた。
河内調教師は「ハナに行くつもりだったけど出て行かなくて…」と想定外のレースとなったようだが、完勝に笑みを浮かべ「(ダート)1800メートルを待っていたからね」と十分な乗り込みを勝因に挙げた。