【古谷剛彦・こちら日高支局です】北海道で種牡馬展示会始まる!さっぽろ雪まつりも大盛況

スポーツ報知

 キタサンブラックがお披露目された6日の社台スタリオンステーションから始まった種牡馬展示会は、7日が新冠地区(ビッグレッドファーム、優駿スタリオンステーション)、13日は静内地区(JBBA静内種馬場、アロースタッド、レックススタッド)、14日はブリーダーズスタリオンステーション、15日がイーストスタッドと続く。また、ダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスは、今年も12日から20日までオープンハウスとして実施される(招待制)。

 6日は、札幌から向かうぶんには気付かなかったが、日高地方は記録的な大雪で、身動きが取れない生産者も多かったという。普段より来場者も少ないと感じたのは、日高地方の天候が大きな理由だったそうだ。例年より寒い日が続き、凍結する路面に運転も気を使う日々だが、この後の種牡馬展示会でも移動には気をつけて取材したいと思っている。

 さて、道都である札幌では、5日から「第69回さっぽろ雪まつり」が始まった。その中で今年は、競馬に関するスポットが2か所あり、初日に寄ってみた。

 大通2丁目会場では、JRA札幌競馬場の企画制作で「氷のナイトレース~光と音のライトアップショー~」が開催されている。午後5時半から午後10時まで、約10分毎にショーが始まるが、JRA北海道シリーズの重賞ファンファーレが鳴り響く瞬間、個人的にも気持ちが高まった。札幌競馬場のスタンドをバックにした馬の氷像をライトアップし、音楽とともに約3分間お楽しみ頂ける。また、馬の成長過程も3基の小氷像で表現されている。

 そして大通11丁目会場では、ホッカイドウ競馬のPRブースが設置されている。最新の映像技術とコラボし、門別競馬場の1000メートルを舞台にした「VRでジョッキー体験」は人気を博している。調教開始時間前に、7頭の競走馬で疑似レースの撮影を行ったそうだ。服部茂史騎手のヘルメットに特殊カメラを装着し、ナイトレースさがならの迫力ある世界を楽しめる。10日午後1時からは、会場内のステージで、ホッカイドウ競馬応援ソングを歌う上杉周大さんのミニライブも行われる。

 雪まつりは12日まで開催されているので、札幌へお越しの際はぜひ、各ブースにお立ち寄り頂ければと思う。(競馬ライター)

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