【クイーンC】抽選突破のフィニフティは馬なりで3馬身先着 ステファノスの全妹

スポーツ報知
追い切りをするフィニフティ

 2月12日に東京競馬場で行われる第53回クイーンC・G3(芝1600メートル)に出走するフィニフティ(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎)が8日、栗東トレセンで最終追い切りを行った。

 CWコースでデロングスター(4歳500万)を大きく追走。徐々に差を縮めると、直線は内から並びかけ、馬なりのまま脚を伸ばして3馬身先着した。藤原英調教師は「状態はええよ。体がしっかりしてレベルアップしている」と、3か月ぶりでも力を出せる仕上がりを強調した。

 全兄は昨年の大阪杯など、芝2000メートルのG1で3度の2着があるステファノス。「いかにうまく成長させていくかが大事になる」。トレーナーはデビュー戦を好位抜け出しで快勝した妹にも、同様に息の長い活躍を期待する。

 キャリア2戦目の重賞といえば、先週のきさらぎ賞をサトノフェイバーが制したばかり。「(長距離輸送や初コースなど)いろいろ克服しないといけないことは多いが、能力はある」。未知の魅力にあふれたディープインパクト産駒が、重賞の壁をぶち抜くか。

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