【京都記念】クリンチャーがG1馬4頭を撃破 レイデオロは3着

スポーツ報知
京都記を差し切り勝ちしたクリンチャー(左)

◆第111回京都記念・G2(11日・芝2200メートル、京都競馬場、重)

 4番人気のクリンチャー(藤岡佑介騎手)がゴール前で抜け出し、G1馬4頭を倒して重賞初制覇を果たした。昨年の菊花賞2着以来の始動戦を勝利で飾った。2着は2番人気の皐月賞馬アルアイン(川田将雅騎手)が1馬身差で続いた。断然1番人気だった日本ダービー馬レイデオロ(ダリオ・バルジュー騎手)は、内でしぶとく伸びたモズカッチャンとの3着争いを鼻差で制したが、昨年のジャパンC2着以来の実戦は直線で伸びを欠き、単勝1・6倍の支持に応えられなかった。

 藤岡佑騎手(クリンチャー=1着)「レイデオロなどが外目につけてるなと思ったので、インで我慢して今までと違う競馬だったけどよく応えてくれた。直線は馬の間に入って差しきろうという意欲を見せてくれた。強かったと思います。この先にかなり自信を持てる内容でした。あとはG1タイトルだけ。なんとかこの馬でと思っている」

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