【クイーンC】2番人気ツヅミモンは12着 Mデムーロ「瞬発力に欠けるので…」

スポーツ報知

◆第53回クイーンC・G3(2月12日、東京競馬場・芝1600メートル、牝馬限定、東京競馬場、良)

 3番人気のテトラドラクマ(牝、父ルーラーシップ、美浦・小西一男厩舎、田辺裕信騎手)が逃げ切り、キャリア5戦目で重賞初制覇を飾った。田辺騎手は、34歳のバースデーを好騎乗で自ら祝福した。勝ち時計は1分33秒7。

 スタートを決めて先手を奪い、そのまま危なげなく押し切った。2着には5番人気のフィニフティ(川田将雅騎手)、3着には7番人気のアルーシャ(ルメール騎手)が入った。1番人気のマウレア(戸崎圭太騎手)は5着。2番人気のツヅミモンは12着に沈み、Mデムーロ騎手は「いい位置にいたけれど瞬発力に欠けるので、直線を向いても同じペースだった。きょうの馬場はスピードがいる馬場だったからね」と振り返った。

 【各馬のコメント】

 吉田隼騎手(ハトホル=6着)「いい位置で運ぶと、決め手がだらっとしてしまいますね。でも操縦性はいいし、うまく立ち回ってくれた。(距離は)マイルも大丈夫で、延びても大丈夫だと思う」

 岩田騎手(ソシアルクラブ=7着)「ゲートはタイミングが悪くて出遅れたが、最後はきている。距離はあった方がいいタイプ」

 武豊騎手(モデレイト=8着)「枠が外でレースがしづらかったですね。最後も伸びかけているんですけど、止まってしまったので、距離が短い方がいいのかもしれない」

 内田騎手(ロフティフレーズ=9着)「直線で他馬を見て、ふらふらするところがあった。まだまだこれからの馬」

 福永騎手(レッドベルローズ=10着)「後ろからになってしまったが、直線でもぶつけられたりして、かわいそうな競馬になってしまった」

 北村宏騎手(ライレローズ=11着)「最初の隊列が決まるまでに接触したりしたが、ひるまなかった。直線は追い出してから、なかなか追いつけなかった。もうひと段階、迫力を増して成長してくれれば、変わってくると思う」

 柴田大騎手(キャッチミーアップ=13着)「直線も全然でしたね。ふわっとした感じで…」

 菱田騎手(ナラトゥリス=15着)「3コーナーから追っつけ通しで、前との差が詰められなかった」

 柴田善騎手(マルターズルーメン=16着)「まだ力が足りないね。もう少し体がふっくらして力をつけてくれば」

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