【フェブラリーS展望】ムーア騎手とのコンビでG1連勝を狙うゴールドドリームが中心

スポーツ報知
フェブラリーSの出走予定馬。*騎手は想定

◆第35回フェブラリー・G1(2月18日、ダート1600メートル、東京競馬場)

 第35回フェブラリーS・G1が2月18日、東京競馬場のダート1600メートルを舞台に行われる。

 前走のチャンピオンズCを勝って2017年のJRAダートG1完全制覇。JRA最優秀ダート馬に輝いたゴールドドリーム(牡5歳、栗東・平田修厩舎)は、切れ味を必要とする東京ダートマイルがベストの条件。ムーアとの再コンビも決まり、今年も最右翼の存在だろう。

 テイエムジンソク(牡6歳、栗東・木原一良厩舎)は、1番人気に支持されたチャンピオンズCでは2着に敗れたものの、今年初戦の東海Sを余裕の逃げ切り勝ち。まだ伸びしろのある素材で、スピード、先行力で逆転も。

 前走の根岸Sで2015年武蔵野S以来の勝利を挙げたノンコノユメ(セン6歳、美浦・加藤征弘厩舎)。初の1400メートル戦だったが、切れ者カフジテイクを置き去りにした末脚。初騎乗の内田がゴール前でもうひと脚使わせる好騎乗だった。コンビ継続で大仕事があっても不思議ない。雨を含んだ馬場のスピード決着もいい。

 前走の川崎記念で昨年の帝王賞以来のG1・2勝目をマークしたケイティブレイブ(牡5歳、栗東・目野哲也厩舎)。1600メートルはやや短い印象も、使い込んでも崩れない安定感、タフさを武器にゴール前の叩き合いに加わる。

 根岸S(2着)でノンコノユメを苦しめたサンライズノヴァ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)、ミナリクとのコラボで新味期待のG1・3勝馬サウンドトゥルー(セン8歳、美浦・高木登厩舎)、一昨年のJBCレディスクラシック(2着)以来2度目のダート挑戦となるレッツゴードンキ(牝6歳、栗東・梅田智之厩舎)も、持ち前のスピードが生きる流れなら。

 武豊騎乗アウォーディー(牡8歳、栗東・松永幹夫厩舎)のマイル初挑戦も興味深い。(大上 賢一郎)

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