【フェブラリーS】テイエムジンソクとコンビを組む古川、自身21年ぶりのG1制覇へ確かな手応え
スポーツ報知
◆第35回フェブラリーS・G1(2月18日、東京競馬場・ダート1600メートル)
昨年5月からテイエムジンソクとコンビを組む古川は、昨秋からの進化を感じ取る。「一番良くなったのはトモ(後肢)の踏み込み。しっかりしてぎこちなさが出なくなり、前くに伝わるようになった。それで使える脚が長くなっている」とダート界のトップ級に成長した理由を説明した。
デビュー2年目でいきなりG1初制覇した97年阪神3歳牝馬S(当時)から14年函館記念まで18年間でJRA重賞を4勝。ところが最近は、2月のきさらぎ賞(サトノフェイバー)など5か月間で同じ重賞4勝と勢いに乗る。「南井厩舎や木原厩舎とか、いつも乗せてもらっている厩舎にそういう馬がいた。巡り合わせだと思う」と冷静さは失わない。
初のマイル、東京、芝スタートなど課題はあるが、「克服してもらうしかない。先週の火曜に乗ったけど、前走よりいいよ」と信頼を寄せる。自身21年ぶりのG1制覇へ確かな手応えをつかんでいる。(橋本 樹理)
<13日・小倉競馬で騎乗停止処分もG1はセーフ!>
古川吉洋騎手(40)=栗東・フリー=は13日の小倉競馬7Rでタガノジーニアスに騎乗した際、4コーナーで内側に斜行。これによりメイクミーハッピーがつまずいたため、同騎手は24日から3月4日まで9日間(開催4日間)の騎乗停止となった。
小倉競馬が13日に代替開催されたことで、次開催の出馬投票(15日)までに2日間の不服申し立て期間が満了しないため、騎乗停止処分の始期は24日からとなった。フェブラリーSに出走予定のテイエムジンソクには騎乗可能となる。