【阪急杯展望】スプリント王レッドファルクスVSフランケル産駒モズアスコット

スポーツ報知
阪急杯の登録馬。*騎手は想定

◆第62回阪急杯・G3(2月25日、阪神競馬場・芝1400メートル)

 第62回阪急杯・G3が2月25日、阪神競馬場の芝1400メートルを舞台に行われる。

 スプリンターズS連覇のレッドファルクス(牡7歳、美浦・尾関知人厩舎)が中心。前走のマイルCS(8着)は、やや距離が長かったが、1400メートルはダートも含め5勝と最も適した条件。明け7歳に58キロは楽ではないが、持ち前のパワー、スピードで克服へ。

 フランケル産駒のモズアスコット(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)は、4連勝で挑んだ阪神Cは4着。勝ったイスラボニータなど好メンバー相手の善戦(0秒4差)で、まだ上がり目もありそう。大きなストライドと回転力で時計勝負も歓迎のタイプだ。

 カラクレナイ(牝4歳、栗東・松下武士厩舎)は、前走のシルクロードS4着。4コーナー11番手から上がり2位タイの末脚を使って勝ち馬に迫った。古馬牡馬相手にも迫力負けしない地力を備えている。報知杯FRを勝った舞台で重賞2勝目を目指す。

 ダイアナヘイロー(牝5歳、栗東・福島信晴厩舎)は、1400メートルは距離的に微妙だが、引退する福島師最後のレースで鞍上が武豊。ドラマティックな展開があっても。過去、阪神マイルで3着が2回も、1400メートルで上手に立ち回れば差はないディバインコード(牡4歳、美浦・栗田博憲厩舎)、展開がはまればヒルノデイバロー(牡7歳、栗東・昆貢厩舎)、ムーンクレスト(牡6歳、栗東・本田優厩舎)、阪神Cは見せ場十分の6着だったモーニン(牡6歳、栗東・石坂正厩舎)は芝2戦目でさらに前進。(大上 賢一郎)

競馬

×