【中山記念】ディサイファ、キャリア46戦目のラストラン!今月末定年の小島太調教師と「本当の花道」飾る

スポーツ報知
ラストランを待つ小島太調教師とディサイファ

◆第92回中山記念・G2(2月25日、中山競馬場・芝1800メートル)

 有終の美を飾れるか。「人馬ともにこれでラストランなので、本当の花道という感じですね」。今月いっぱいで定年を迎える小島太調教師だけでなく、キャリア46戦目となる9歳馬のディサイファにとっても今回が最後の重賞挑戦となる。

 前走のアメリカJCCは4着だったが、直線の坂でひと脚使うなど見せ場はつくっており、まだまだ重賞で戦える力は残っている。「今回の1800メートルがこの馬にとってベストの距離だと思う。本当に長い間頑張ってくれたが、昨年の秋から気持ちの面が上昇してきている」と、小島太師はただの引退レースに終わらせるつもりはない。

 「相手は強いけど、気楽に思い切った騎乗をしてほしい。田中勝はうちの主戦なんでね」と、調教師としてだけではなく現役騎手時代から思い入れが深い“後輩”にエールを送った。重賞4勝を誇る実績馬。最後の最後に見せるパフォーマンスに注目だ。(西山 智昭)

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