【報知杯弥生賞】オブセッションが1週前追い切り 藤沢和調教師「すごく良くなっている」

スポーツ報知
美浦Wコースで追い切ったオブセッション(手前)

 3月4日に中山競馬場で行われる皐月賞トライアル(3着までに優先出走権)の第55回報知杯弥生賞・G2(芝2000メートル)に出走するオブセッション(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が21日、美浦トレセンで1週前追い切りを行った。

 ウッドチップコースでアヴニールマルシェ(6歳1000万)を1馬身追走。直線で内に入ると、体を大きく使って伸び、最後は併入した。見守った藤沢和調教師は「すごく良くなっている。縦にも横にも体が大きくなった。デビュー前は調教で動かなかったが、今は古馬を相手に楽に動けている。力まないのがいいね」と笑顔を見せた。

 同馬は、米G1・パーソナルエンスンSの勝ち馬を母に持つディープインパクト産駒。昨年10月に東京・芝2000メートル戦でデビュー勝ちし、続くシクラメン賞(阪神・芝1800メートル、良馬場)を1分45秒6の2歳JRAレコードで圧勝し、2連勝を決めた。無傷3連勝での重賞制覇がかかる。

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