【報知杯弥生賞】オブセッション、成長見せた!Wコースで古馬と併入

スポーツ報知
一回り大きくなったオブセッション(手前)。楽に古馬と併入した

◆報知杯弥生賞・1週前追い切り(21日・美浦トレセン)

 3月4日に中山競馬場で行われる皐月賞トライアル(3着までに優先出走権)の報知杯弥生賞・G2(芝2000メートル)へ向け、オブセッションが21日に美浦トレセンで1週前追い切りを行った。

 杉原(レースはルメール)が騎乗し、Wコースでアヴニールマルシェ(6歳1000万)を2馬身追走。直線で内に入ると体を大きく使って伸び、5ハロン70秒3―13秒4で併入した。藤沢和調教師は「すごく良くなっている。縦にも横にも体が大きくなった。デビュー前は調教で動かなかったが、今は古馬を相手に楽に動けている。力まないのがいいね」と笑顔を見せた。

 昨年10月に東京・芝2000メートル戦でデビュー勝ちし、続くシクラメン賞(阪神・芝1800メートル)を1分45秒6の2歳JRAレコードで圧勝した。「初戦は道悪のスローペースで、2戦目は開幕週で速い流れ。異なるペースに対応できた」とトレーナーは能力の高さを実感。昨年の2歳王者ダノンプレミアムなど世代のトップ級が集まる注目の一戦で、東の大将格として登場する予定だ。

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