【報知杯弥生賞1週前】朝日杯FS覇者ダノンプレミアムが馬なりで2馬身半先着

スポーツ報知
全くの馬ナリで、古馬を置き去りにするダノンプレミアム(左)

 ◆報知杯弥生賞1週前追い切り(22日、栗東トレセン)

 3月4日に中山競馬場で行われる皐月賞トライアル(3着までに優先出走権)の報知杯弥生賞・G2(芝2000メートル)へ向けて、昨年の朝日杯FSを制したダノンプレミアム(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)が22日、栗東トレセンで1週前追い切りを行った。

 主戦の川田騎手を背にCWコースに入り、ゼンノタヂカラオ(5歳500万)を2馬身追走。序盤からリズム良く運び直線で内に入れると、馬なりのまま好反応で加速して、あっさり2馬身半先着した。中内田調教師は「併せ馬で、しまいをサッとやりました。調整は順調に来ています」と手応えを明かした。

 新馬から無傷3連勝でG1制覇。それも2着に3馬身半差の圧勝で、世代王者に輝いた。今回は初めての中山コース、2000メートルへの距離延長となり、クラシック戦線を見据えるうえで大事な初戦。トレーナーは「すべてが初めてで課題になりますが、どう対応するかを見られるレース。この中間に取り組んでいること(に対する結果)が、見られる競馬になると思います。相手も実績を出している馬がそろいますが、避けては通れないと思っていますから」と今後の大一番に展望が開ける結果を期待している。

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