【中山3歳500万】サクラオリオン産駒カイザーメランジェが差し切りV 次はファルコンSへ

スポーツ報知
黄梅賞を田辺裕信騎手騎乗で制したカイザーメランジェ

 2月25日の中山9R・黄梅賞(3歳500万、芝1200メートル=12頭立て)は3番人気のサクラオリオン産駒カイザーメランジェ(牡、美浦・中野栄治厩舎)が直線で鋭く脚を伸ばして、2勝目を挙げた。勝ち時計は1分9秒1。

 田辺裕信騎手を背に、道中は後方でじっと我慢。最後の直線で外からゴーサインが出るとメンバー最速の上がり(3ハロン34秒3)を繰り出して、最後は単勝1・4倍に支持された1番人気のラストプリマドンナを3/4馬身差でとらえた。

 JRAの未勝利を勝てず、2走前の中央交流戦(笠松)で初勝利を挙げた馬が500万を2度目でクリア。サクラオリオン産駒としてもJRA初勝利となった。初タッグの鞍上は「スタートは出たけど、後ろに下げて脚をためた。ムキにならないようにだけ気をつけて、最後はいい脚を使ってくれました」と評価。中野調教師は「芝でもやれると思っていたし、期待通り」と笑顔を浮かべた。今後はファルコンS(3月17日、中京・芝1400メートル)に向かう予定。

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