【阪急杯】定年引退の福島師、武豊騎乗のダイアナヘイローで最後の重賞V

スポーツ報知
福島信晴調教師(左)の引退レースを重賞勝利で飾った武豊騎手

◆第62回阪急杯・G3(25日・芝1400メートル、阪神競馬場、良)

 7番人気のダイアナヘイロー(武豊騎手)が道中でハナに立ち、そのまま粘りきって重賞2勝目を挙げた。今月末に引退する福島信晴調教師(70)=栗東=の最後の重賞出走に、同馬の初重賞制覇となる昨夏の北九州記念も勝った武豊騎手がはなむけのVを贈った。2着に1番人気のモズアスコット(クリストフ・ルメール騎手)。3着は2番人気のレッドファルクス(川田将雅騎手)だった。

 武豊騎手「何といっても、今日は福島先生の最後(の重賞)だったので、ただそれだけですね。馬はすごくいい感じだと思っていました。途中から先手を取って、いい形になりました。さすがに最後はいっぱいいっぱいでしたが、『何とか勝ってくれ』と競馬の神様にお願いしました。本当にうれしい。お世話になって先生だし、これで最後ですから。こういうこともあるのが競馬。携われて幸せです」

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