【チューリップ賞】サラキア、未知の魅力!実績馬撃破に挑む

スポーツ報知
未知の魅力があるサラキア

◆第25回チューリップ賞・G2(3月3日・芝1600メートル、阪神競馬場)

 桜花賞トライアルの第25回チューリップ賞・G2(3月3日、阪神)で1戦1勝馬サラキアが実績馬撃破に挑む。

 圧倒的な1番人気に推された中京での初陣が、大きな可能性を感じさせた。ゲートで約3馬身の出遅れ。だが、すぐに行き脚がついて中団に取り付くと、好位まで進出して迎えた直線で余力十分に抜け出した。「時計は速くなかったですが、完勝でしたね」と名倉助手は期待馬の初勝利を淡々と振り返る。

 短期放牧を挟んでの重賞挑戦は予定通り。ゲートの不安はつきまとうが、陣営は性能の高さに自信を持つ。「調教でも速いところにいくと良さが出ますね。右回りになるのも心配していません。出たなりの位置で競馬をしてくれれば」と同助手。未知の魅力にあふれるディープインパクト産駒が、クラシック戦線の有力候補へ浮上するか。

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