【報知杯弥生賞】無傷3連勝のワグネリアン 調教後の友道師「滞空時間が長い走りに」

スポーツ報知
ウッドチップを蹴り上げ、坂路をパワフルに駆け上がるワグネリアン

 皐月賞トライアル(3着までに優先出走権)の第1弾にあたる第55回報知杯弥生賞・G2(3月4日、中山・芝2000メートル)へ向けて、3戦3勝の東京スポーツ杯2歳S覇者ワグネリアン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が28日、栗東トレセンで追い切りを行った。

 坂路を単走で、リズム重視にゆったり運ぶと、ラストを軽く伸ばす程度の内容で、53秒9―12秒3で締めた。友道調教師は「予定通り。輸送があるし、間隔も空いているので1週前までにしっかりやって、今日はサッと。先週までと精神的な部分で変わりはなく、カイバも食べています。いい意味で安定しています。まだ幼い面が多いけど、そのぶん伸びしろが大きいと思います。休養前と体重の数字自体は大きく変わりないけど、見た目に大きくなっているし、走りは滞空時間が長くなっている感じ」と始動戦に向けて確かな成長を感じ取っている。

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