【フラワーC】ハナを切ったモルフェオルフェは8着 吉田隼「ムキになっていた…」

スポーツ報知

◆第32回フラワーC・G3(3月17日、中山競馬場・芝1800メートル、良)

 2番人気のカンタービレ(牝3歳、父ディープインパクト=栗東・角居勝彦厩舎)がミルコ・デムーロ騎手を背に直線で中団から抜け出し、首差で2勝目をゲット。重賞初制覇を飾った。

 外から迫った3番人気のトーセンブレス(柴田善臣騎手)が際どい2着に入り、

好位から粘り込んだ4番人気のノームコア(北村宏司騎手)が3着に残った。1番人気に支持されたロックディスタウン(池添謙一騎手)は13頭立ての最下位に沈んだ。

 大野拓弥騎手(ファストライフ=5着)「スタートをうまく出てくれて、直線でいい脚を使ってくれた。中山は問題なかった」

 石橋脩騎手(メサルティム=6着)「抜群のスタートを切った。どんな競馬でもできるので、内にこだわる必要もないと思い、外に出していった。4コーナーの手応えの割に伸びなかった。ボコボコしているところでスタミナを消耗したのかな。乗りやすい馬で、力はある」

 勝浦正樹騎手(ノーブルカリナン=7着)「ゲートでうるさいわけではなかったが、スタートが遅かった。僕のミスです。こうなったら仕方ないと思い、変に動かさずに後ろで構えた。しましは伸びてきているが、この流れだから。子供っぽいが、いい走りをする。もっと良くなる馬」

 吉田隼人騎手(モルフェオルフェ=8着)「もう少しじっくり行きたかったが、気が良過ぎた。ハナに立ってからもムキになっていた。スッとハミが抜けて走れるようになれば。スピードがあるので距離は短くなっても対応できる」

 江田照男騎手(カラリエーヴァ=9着)「3、4コーナーでついて行けたらよかったんだけど…。これからの馬」

 フィリップ・ミナリク騎手(バケットリスト=10着)「いいスタートを切って、いいポジションを取れたが、道中は完全にリラックスすることができず、しまいの脚に影響した。流れの途中で気合が乗り、リラックスして走れなかった」

 三浦皇成騎手(インヴィジブルワン=11着)「ゲートは良かったが、内に押し込められた。3、4コーナー(の馬場)が掘れていて、それでも上手に走ってくれたが、直線で伸び切れなかった」

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