【ドバイ・ターフ】リアルスティール、国内最終追い!坂路ラスト1ハロンは「弾丸みたい」12秒1

スポーツ報知
リアルスティール

 ドバイ・ターフ(31日、メイダン競馬場・芝1800メートル)に出走するリアルスティール(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)が19日、栗東の坂路で国内最終追い切りを行った。

 1ハロン目は17秒8とゆったり入ったが、2ハロン目から緩やかにピッチを上げて14秒6、12秒9、12秒1をマーク。上がり重点で、ラスト1ハロンは鋭い末脚を繰り出した。全体の時計は57秒4だった。

 同じくドバイ遠征を行った昨年とは調整パターンを変更。「これまで直前に目いっぱいやっていたが、今年は輸送時間が長いので例年とパターンを変えた。海外はスローのヨーイドン(瞬発力勝負)の競馬が多いので、3ハロンを重点にした。最初は緩かったが、日に日に良くなってきて、今日の最後1ハロンは弾丸みたいになっていた。国内でやれることはやれた」と安藤助手は手応えをつかむ。20日に現地へ向けて出発の予定。昨年は鼻出血で無念の回避となったが、3年連続で中東へかじを切り、16年以来、2度目の勝利を目指す。

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