【高松宮記念】香港馬ブリザードは木曜日の最終追い切りに向けて順調に調整

スポーツ報知

 高松宮記念・G1(3月25日、中京競馬場・芝1200メートル)に出走する香港馬のブリザード(セン7歳、P・イウ厩舎)は20日、中京競馬場のダートコースで木曜日(22日)の最終追い切りに向けて順調にメニューを消化した。

 朝から降り続く雨でダートコースは不良馬場だったが、スムーズに1500メートルを軽めのキャンターで流した。ホーイン・ウォン調教助手は「今朝は雨で馬場状態も良くなかったため、馬をリラックスさせるべく軽めのキャンターを行ないました。運動では少し行きたがるところを見せましたが、馬の状態は良く、昨年よりも力強くなっています」と調教の感触についてコメントした。

 来日は0秒2差の5着に健闘した昨秋のスプリンターズS以来。当時の経験から異なる環境でもすぐに順応できるのが、この馬の強みかもしれない。「今日も馬場に出る前にパドックをスクーリングさせましたが、競馬場の環境にも慣れて来ています。香港では毎週月曜日に左回りで調教を行なっているので、この馬は左回りでも問題ありません。明日は木曜日の追い切りに向けて、今日より少し速めの運動をする予定です」と話した。

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