【高松宮記念】ダンスディレクター伸びた!3年ぶり参戦の武豊騎手「8歳と49歳で頑張るよ」

スポーツ報知
ダンスディレクター(左)は併走馬に1馬身半先着した

◆高松宮記念追い切り(21日、栗東トレセン)

 ダンスディレクターは栗東の坂路でモアイ(3歳500万)と併せ馬。1秒1追走から徐々に差を詰め、ラスト1ハロンで仕掛けられると素早い加速で内から楽々とパス。54秒6―12秒8のタイムで1馬身半先着した。笹田調教師は「いつものパターン。見た目もいい感じだし、伸びのある走りをしていた」と合格点を与えた。

 一昨年、昨年と故障により出走できなかった大一番。今年もトウ骨の骨膜に不安が出たため前哨戦に予定していた阪急杯は回避したが、目標をG1一本に切り替えてからは順調だ。「間隔が空いても動けるし、中京コースも合っているイメージ。例年はドバイと日程が重なるけど、今年は乗れるからね」と、武豊も3年ぶりの参戦へ気合十分。「8歳と49歳で頑張るよ」。衰えとは無縁の人馬が、万全の態勢でスプリント路線の頂点を目指す。

競馬

×