【君子蘭賞】ロケットが芝2連勝 バルジュー「強かったね」

スポーツ報知
君子蘭賞 D.バルジュー騎乗のロケット(左)がセンテリュオの追い込みを半馬身差しのぐ

 24日の阪神9R・(3歳500万(牝)、芝1800メートル、10頭立て)は、2番人気のロケット(牝3歳、父ディープスカイ、栗東・石橋守厩舎、ダリオ・バルジュー騎手)が直線で鋭く抜け出し、未勝利から2連勝を飾った。勝ちタイムは1分47秒0。

 好発を決め、内の各馬を見ながら道中は中団に位置。少し頭を上げる面を見せたがすぐに折り合い、直線は外を鋭い加速で伸びて残り200メートルで先頭へ。さらに外から迫ってきたセンテリュオを半馬身差で振り切った。

 ダート1400メートルの新馬は10着に敗れたが、マイルだった2戦目に続いて芝は2戦2勝となった。バルジュー騎手は「強かったね。前回より仕掛けてからの反応がよく、ラストまでしっかり脚を使った。まだ走り方が分かっていなかったり、精神面で幼さはあるが、経験を積めばもっとよくなる。楽しみな馬だよ」と笑み。

 石橋調教師は「テンションの高さや、エンジンのかかりが遅い点が課題です」と今後を見据えた。次走は未定。

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