【毎日杯】ブラストワンピースがデビュー3連勝で重賞初制覇 池添「満点」

スポーツ報知
毎日杯 ブラストワンピース(左)が直線抜け出す

 ◆第65回毎日杯・G3(24日・芝1800メートル、阪神競馬場、良)

 1番人気のハービンジャー産駒ブラストワンピース(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎、池添謙一騎手)が好位から直線で抜け出して2馬身差をつける快勝。無傷3連勝で重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分46秒5。皐月賞には向かわず、日本ダービーへの路線を進む予定。2着に2番人気のギベオン(ダリオ・バルジュー騎手)が続き、3着は後方から追い込んだ3番人気のインディチャンプ(岩田康誠騎手)だった。

 池添謙一騎手(ブラストワンピース=1着)「この距離(1800メートル)というテーマで臨んで、レースではいい位置で競馬ができました。内容、結果、ともに満点です。直線に向いて内ラチにぶつかるところは僕の反省点ですが、しっかり伸びて強かったと思います。ここを使って皐月賞を使わずにダービーと聞いていたので緊張感を持ってレースに臨みました。いい形でダービーに向かってほしいです」

 大竹正博調教師(ブラストワンピース=1着)「4コーナーで狭くなってラチにぶつかって普通は下がるところですが、そこを吹き飛ばすような勢いで伸びていきました。やはり力があります。3戦目でテンションが高くなっていたのが課題です。次の舞台(5月27日、東京・日本ダービー)はお客さんがもっと多いので雰囲気が違ってきます。ダービーまでは時間があるので、ゆっくり疲れを取りたいです。一度、放牧に出します」

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