【マーチS】2番人気センチュリオン、鼻差で重賞初制覇!テン乗り幸騎手「すごく良い日ですね」

スポーツ報知
好位から抜け出して重賞初制覇を飾ったセンチュリオン(左)

◆第25回マーチS・G3(3月25日、中山競馬場・ダート1800メートル、良)

 第25回マーチS・G3が25日、中山競馬場で行われ、2番人気のセンチュリオンが好位から抜け出して重賞初制覇を飾った。「ゲートをスッと出てくれたので、いい位置を取れた。追ってからもしっかりしていたし、今日は言うことがなかった」と幸が振り返ったように隙のないレース運び。直線で早々に先頭に立つと、最後まで勢いを持続させて後続の追い上げを鼻差退けた。1年前は高松宮記念でセイウンコウセイを勝利に導いた幸は、中山でのテン乗り重賞Vに「すごく良い日ですね」と笑顔だった。

 全8勝を中山・ダート1800メートルで挙げたことになり、田村調教師は「前走より体が締まっていて出来は良かった。重賞を取れる可能性が極めて高いと思っていたので、ここだけは負けられないと思っていた」と胸を張った。次走は未定だが、この舞台で行われる重賞はマーチSだけ。今後は他の競馬場でも結果を出せるか注目だ。(西山 智昭)

 ◆センチュリオン 父キングカメハメハ、母ハンドレッドスコア(父ホワイトマズル)。美浦・田村康仁厩舎所属の牡6歳。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産。通算23戦8勝。総収得賞金は2億581万2000円。重賞初勝利。馬主は窪田康志氏。

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