【ダービー卿CT】マルターズアポジー、2週続けて好時計

スポーツ報知
重賞3勝馬マルターズアポジー

◆ダービー卿CT・追い切り(28日・美浦トレセン)

 第50回ダービー卿チャレンジT・G3(31日、中山)に出走する重賞3勝馬マルターズアポジーが、2週続けて好時計を叩き出した。1週前は美浦のWコースで5ハロン65秒9―11秒5。今週は柴田善が騎乗し、単走馬なりで馬場の9分どころを通っても、5ハロン67秒4―12秒4をマークした。「変わりなくいいね。加速もちゃんとしていた。体の使い方も悪いところはない」と柴田善。馬を知り尽くすベテランの力強い言葉が状態の良さを物語っていた。

 初コンビだった中山記念は逃げ粘って3着。「外にもたれたのを矯正したのが強く出てしまったが、しぶとく、いい競馬だった」と振り返る。1600メートルに短縮すれば、持ち味の先行力がさらに生きるだろう。「この馬は引っ張っても無理だなと思って。マイルの方がいいんじゃないかな」と柴田善。小回りのマイルの舞台はぴったりだ。

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