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【皐月賞】7番人気エポカドーロ1冠!戸崎騎手クラシック初制覇

2018年4月16日6時0分  スポーツ報知
  • 好位集団から直線で抜け出したエポカドーロ(左)。2着に2馬身差をつけてゴールを駆け抜けた

 ◆第78回皐月賞・G1(4月15日・芝2000メートル、中山競馬場、稍重)

 牡馬クラシック第1弾の第78回皐月賞・G1(5着まで日本ダービーの優先出走権)が15日、中山競馬場で行われ、3連単が37万円超となる波乱の決着となった。先行から直線で抜け出した7番人気のエポカドーロが優勝。戸崎圭太騎手にとってはクラシック初制覇となった。2着には9番人気のサンリヴァルが入り、3着には8番人気のジェネラーレウーノが続いた。1番人気のワグネリアンは7着に沈んだ。

 言葉に表せない達成感―。戸崎はエポカドーロの馬上で、顔をくしゃくしゃにして笑った。内面から喜びがあふれ出る。「G1というのは、やはりいいものですね。プレゼントしてくれてありがとうという気持ちです」。地方・大井から移籍して6年目。初めてクラシックの栄冠を手にした。

 アイトーン、ジュンヴァルロ、ジェネラーレウーノが大きくリードする異様な展開。その10馬身後方の4番手から運んだ。「先生(藤原英調教師)との打ち合わせで、前に行く馬を見ながら行ければいいな、と。思った通りの流れになった」

 前が止まりかけた直線入り口。「追い出す頃には手応えを感じていた」。常に冷静で無駄のない騎乗が持ち味の戸崎が、残り100メートルでがむしゃらになった。2番手から抜け出したジェネラーレウーノに並ぶ間もなく突き抜け、勝利を確実にしても、ステッキを止めなかった。2馬身差の快勝に映ったが、「馬は余裕がありましたが、僕はいっぱいいっぱいでした」と笑った。

 移籍2年目の14年からは3年連続でリーディング&MVJを獲得。華々しい成績の要因は馬質の良さだけではない。最高のパフォーマンスを発揮するため、ストイックに体と向き合ってきた。最も意識が変わったのは食生活。小麦をとらないグルテンフリーは「すごくいいコンディションを続けられています」。サラダにはドレッシングをかけない。“飲む点滴”の甘酒は好物だ。遠征時には、蜂蜜にキウイとレモンを漬けた特製シロップを競馬場に持参し、炭酸割りをレース中も飲んでいる。「いいと思ったことは積極的にやってみるタイプです」という性格もプラスに働いている。

 次はいよいよ府中の大舞台へ。「馬は充実して、レースを使うたびに成長している。さらに良くなると思います」と手応えを隠さない。今年の年明けに戸崎は「ダービーを勝ちたい」と目標を語った。経験を積めば積むほど、クラシックの重みが分かってきたのだという。エポカドーロの馬名の意味はイタリア語で「黄金の時代」。このオルフェーヴル産駒とともに歩んでいく。(石野 静香)

 ◆エポカドーロ 父オルフェーヴル、母ダイワパッション(父フォーティナイナー)。栗東・藤原英昭厩舎所属の牡3歳。北海道新ひだか町・田上徹氏の生産。通算5戦3勝。総収得賞金は1億7421万2000円。重賞初勝利。馬主は(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。

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