【読売マイラーズC】エアスピネル、理想的なラップ!能力出せる状態だ!

スポーツ報知
低い重心でパワフルに坂路を駆け上がったエアスピネル

◆読売マイラーズC追い切り(18日・栗東トレセン)

 5か月ぶりの実戦に向けて万全だ。エアスピネルは開門直後の栗東・坂路で折り合い、スムーズな動きを見せた。リードホースのメイショウツレヅレ(9歳1600万)を最後にかわして1馬身先着。全体は54秒1。14秒8、13秒9、13秒0、12秒4と1ハロンごとにラップを縮める理想的な時計で締めた。「1週前に武豊騎手が乗って、しっかりやってもらいました(11日に坂路で51秒7)。今日は動き、反応ともに良かった。能力を出せる状態です」と騎乗した笹田助手が好感触を伝えた。

 昨年のマイルCSは鼻差2着の惜敗だった。今年の始動戦に予定していた中山記念を右前トウ骨の骨膜炎のため、大事を取って回避。アクシデントはあったが、その後は立て直され順調に調整を進めてきた。「レース当週はいつものパターンでしまい重点。追い切り後、歩様などに異常はなかった。G1タイトルを取れるだけの器なので、ここで好発進を決めてほしい」と笹田調教師。4戦2勝、2着2回の京都マイルで貫禄を見せつけ、目標の安田記念に進みたい。(内尾)

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