【東京未勝利】ディープインパクト産駒の良血ゼーゲンが経験馬相手にデビュー勝ち

スポーツ報知
初出走ながら3歳未勝利を制したゼーゲン(右)

 4月22日の東京5R・未勝利(芝2400メートル=16頭立て)は、経験馬相手に初出走となったディープインパクト産駒のゼーゲン(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)が直線で抜け出し、デビュー戦を飾った。勝ち時計は2分27秒4。

 中団の内ラチ沿いをロスなく追走。直線で外に持ち出すと、残り100メートルで反応よく抜け出し、2着のドリームスピリットに1馬身1/4差をつけた。騎乗したミルコ・デムーロ騎手は「強かったね。センスがいい馬」と褒めた。

 同馬は父ディープインパクト、母ソベラニア(父モンズーン)という血統。母ソベラニアは2009年独オークス2着馬で、2010年リディアテシオ賞3着などG1戦線で活躍。叔父のザイスモスは2013年の独G1・バイエルン大賞など重賞4勝をマークし、母系には2006年の独ダービー馬でG1・5勝のスキャパレリや、2000年の独ダービー馬ザムーム、2002年の独オークス馬サルヴェレジーナなど、活躍馬がずらりと並ぶ。

 父にディープインパクトを迎えた同馬は5月の遅生まれで、今後の成長が期待できそうだ。

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