【ブリーズアップセール】新種牡馬ジャスタウェイ産駒ソングオブサイレンスの16(牡)に最高額3050万円

スポーツ報知
新種牡馬ジャスタウェイの牡馬が最高落札額をマークした

 JRAが購入、育成した2歳馬のトレーニングセール「2018 JRAブリーズアップセール」が24日、中山競馬場で行われた。上場頭数は昨年より1頭少ない68頭で67頭が売却され、総売却価格は6億4141万円(税込み)で、前年比3694万円減。最高落札価格は新種牡馬ジャスタウェイ産駒、ソングオブサイレンスの16(牡)で3050万円だった。

 同馬を落札したのは「アドマイヤ」の冠名でおなじみの近藤利一氏。オーナーは来場せず、入厩先の中尾秀正調教師(51)=栗東=が競り落とした。新種牡馬のジャスタウェイ産駒として注目を集めていただけに、中尾師は「オーナーも『いい馬だ』と言ってくれた。27日に直接栗東に入厩して夏の函館、札幌開催でデビューさせたい。父と同じくらい走ってくれたら」と期待を寄せた。

<ジョンコの16が牝馬の最高額2700万円> ○…牝馬で最高額となる2700万円で落札されたジョンコの16はノヴェリストの産駒。島川隆哉オーナーが購入した。この日の騎乗供覧でマークした2ハロン22秒4は全体の一番時計。同氏の代理人は「オーナーに買ってくれと頼まれた馬。金曜に美浦に入厩させる予定です」と説明。入厩先の菊沢調教師は「入厩後の様子を見て、今後の予定は決めたい」と語った。

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