【青葉賞】全兄にダービー馬ディープブリランテを持つディープインラヴ、距離OK

スポーツ報知
全兄にディープブリランテを持つディープインラヴ

◆第25回青葉賞・G2(4月28日・芝2400メートル、東京競馬場)

 全兄に12年ダービー馬ディープブリランテを持つディープインラヴが青葉賞・G2(28日、東京)にエントリーしてきた。1勝馬の身分だが、前走は9馬身差の圧勝。「折り合いを心配するタイプでもないので、距離は大丈夫かな」と安藤助手は適性に自信を見せた。

 2歳時から東京スポーツ杯2歳S勝ちなど結果を出してきた偉大な兄の調教に携わったのも安藤助手。500キロ近い雄大な馬体を誇っていた兄よりも頼りない面を感じているだけに「比べるのはかわいそう」と苦笑いを浮かべながらも、「スピードはあるし、背中の感じはいい」と素質の片りんを感じ取っている。

 中間は短期放牧を挟んだが、栗東・坂路を中心に順調に乗り込んできた。「良くなってくるのは先だとは思います。素質はありそうな感じです」と同助手。偉大な血の力で祭典への道をこじ開ける。(山本 武志)

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