【天皇賞・春】シュヴァルグランが1馬身先着 ボウマン騎手「ハッピーだね」

スポーツ報知
ボウマン騎手を背に乗せ坂路で併せ追い切りをするシュヴァルグラン(左)。右はジェニシス

 今週の天皇賞・春・G1(4月29日、京都・芝3200メートル)に出走するシュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)が25日、栗東トレセンで最終追い切りを行った。

 ヒュー・ボウマン騎手が乗ってCWコースを半周してから坂路へ移動し、時計は54秒6―12秒8。先導していたジェニシス(4歳1000万)を最後に抜き去り、1馬身先着で終えた。ボウマン騎手は「確かめたいのは状態よりもメンタルがハッピーかどうか。乗ってみてハッピーだと感じた。メンタルがハッピーというのは、角馬場で他の馬が寄ってきたときでも、ハッとせず余裕があるということ。昨秋と同じくらいハッピーだったね」と絶好の感触をつかんだようだ。

 昨年、ボウマンとのコンビでジャパンカップを制覇。続く有馬記念は3着だった。今年の始動戦の大阪杯(三浦騎乗)は13着だったが、有馬以来のボウマン騎手とのコンビで2回目のG1勝利を目指す。

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