【新潟大賞典】三浦が5番人気のスズカデヴィアスを重賞初制覇に導く「新潟の外回りが合う」

スポーツ報知
新潟大賞典で重賞初制覇を挙げたスズカデヴィアス(右)

◆第40回新潟大賞典・G3(6日・芝2000メートル、新潟競馬場、良)

 5番人気で56・5キロを背負ったスズカデヴィアス(牡7歳、栗東・橋田満厩舎、三浦皇成騎手騎乗)が直線で抜け出し、重賞初制覇を飾った。

 2着は好位から粘り込んだ9番人気のステイインシアトル(秋山真一郎騎手)が入り、3着には11番人気のナスノセイカン(丸山元気騎手)が続き、波乱の決着となった。1番人気のトリオンフ(松田大作騎手)は4着に敗れた。

 三浦皇成騎手(スズカデヴィアス=1着)「本当にホッとしています。上手にスタートを切り、周りと五分に出られたので、リズムよく運べればと思っていました。スローになるのは予想通り。変に下げ過ぎず、出し過ぎず、この馬のリズムで走らせた。自然とあの位置になり、あとは潜り込んで脚をためるだけだと思っていました。直線では周りに合わせて外へ出し、最後はよく伸びてくれた。新潟の外回りが合っているのは間違いない。年齢(7歳)を感じさせず、若さがある」

 橋田満調教師「すごくスムーズにリラックスして走れた。ジョッキーがうまく外に誘導してくれて、理想的に乗ってくれました。上がりの速いレースも得意な馬。年齢ほど年を取っていない。暑い時期はダメなので、今後は放牧に出して、北海道で走れたらと思っています。函館記念(7月15日、函館)を予定しています」

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