エアスピネルが安田記念を回避 笹田調教師「疲労が抜けない」

スポーツ報知
読売マイラーズCで3着に入ったエアスピネル

 安田記念(6月3日、東京・芝1600メートル)で悲願のG1初制覇を狙っていたエアスピネル(牡6歳、栗東・笹田和秀厩舎)が同レースを回避することが9日、分かった。管理する笹田調教師が明らかにした。前走後の疲労が抜け切らないためで、今週中にも宮城県の山元トレセンに放牧へ出され、復帰は秋以降になる予定だ。

 同馬は約半年ぶりの復帰戦となった前走の読売マイラーズCで3着に入ったが、その後の調整ピッチは上がっていなかった。「前走後の疲労が抜けなかった。(レースまで)あと4週ありますが、間に合いそうもないので。(復帰は)レースがないから、秋になると思います」と笹田調教師は説明した。同馬は昨秋のマイルCSで鼻差2着に入るなどマイル路線の中心的な存在で、本番でも有力馬の1頭として、注目を集めていた。

競馬

×