【オークス ルメール騎手に聞く】アーモンドアイ、直線で鋭く伸びた

スポーツ報知
ルメールを背にしたアーモンドアイ(右)。シャープな伸びを見せた

◆オークス1週前追い切り(9日・美浦トレセン)

 第79回オークス・G1(20日、東京)で2冠を目指す桜花賞馬アーモンドアイが9日、美浦のWコースで1週前追い切りを行った。栗東から駆けつけたルメール騎手に感触などを聞いた。

 ―追い切りは6ハロンから82秒3―12秒6。外レッドアルカナ(5歳500万)を2馬身追走し、馬なりで1馬身先着。シャープな伸びが光りました。

 「道中は手前をしっかり替えて、最後は自分から加速していった。いい反応だったね」

 ―状態面はどのように感じましたか。

 「頭がすごく良くて、いつも静かな馬。必要なときだけしっかり走って、追い切り前も後も、リラックスしていた。自分の仕事をよく分かっているよ(笑い)」

 ―今回はマイルから2400メートルに距離が延びます。

 「スタートは速くないけど、ラスト300メートルの脚がすごい。跳びが大きいから、エンジンがかかるのは遅いけど、最後の一番大事な局面で脚を使える。そのぶん、距離も大丈夫だと思う」

 ―ジョッキー自身はオークス連覇がかかります。

 「ソウルスターリングは桜花賞(3着)で負けて、オークスの距離も分からない部分があった。でも今年はラッキーライラックを倒して、桜花賞を勝った馬。ライバルをリスペクトするけど、オークスを勝つ自信はあるよ」(聞き手・川上 大志)

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