サブちゃん4200万円でロードカナロア産駒の牡馬購入

スポーツ報知
サブちゃんが衝動買いしたロードカナロア産駒の牡馬

 2歳馬のトレーニングセール、千葉サラブレッドセール(主催・千葉県両総馬匹農業協同組合)が11日、船橋競馬場で行われた。上場した63頭中56頭が売却され、総売り上げは8億427万6000円(税込み)で、前年比1868万4000円増。売却率88・9%は前年(79・2%)よりも好調という盛況ぶりだった。

 G1・7勝のキタサンブラックを所有した歌手の北島三郎オーナー(81、名義は(有)大野商事)は、アルテシアの16(牡、父ロードカナロア)を4200万円で落札した。もともと購入予定はなかったというが、「一瞬見て二枚目(な顔)で、アイドル的な感じでスターの要素を持っている。ブラックもそうだけど、ひかれるものがあった。縁や運を感じる」と、満足げな笑顔で期待を込めた。

 預託先はキタサンブラックと同じ栗東・清水久厩舎に決まった。清水久調教師は「調教の動きも馬っぷりもよかった。何もなければ夏競馬でデビューさせたい」と見通しを語った。(坂本 達洋)

 〈最高落札額はDMMの5200万円〉

 ○…5200万円で最高落札額となったカウガールズドントクライの16(牡、父ダイワメジャー)は、一口馬主システム「DMMバヌーシー」を運営するDMMドリームクラブ(株)(名義は(株)ドリームファーム)が競り落とした。栗東・友道厩舎への入厩が決まり、野本巧取締役は「前日の下見から馬体と毛づやが際立っていたので、買いたいと思っていた。DMMバヌーシーの所属馬として募集します」と説明した。

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