【オークス・ワタシの◎ 別府真衣】アーモンドアイの力が断然

スポーツ報知
◎アーモンドアイで一緒になった(左から)別府真衣、宮下瞳、木之前葵の3騎手

◆第79回オークス・G1(20日・芝2400メートル、東京競馬場)

 アパパネとサンテミリオンが同着優勝だった10年のオークスが特に心に残っています。どっちも一流馬らしく、牝馬特有の強い勝負根性のぶつかり合い。お互い、かわしたい、かわされたくない。そんな熱のこもった攻防を、高知のテレビでドキドキしながら見ていたのを思い出しました。

 でも、今年はアーモンドアイの力が抜けていて、接戦にはならないとみています。後方から一気に馬群を置き去りにした桜花賞の勝ち方があまりにも強烈でした。あんなスゴい馬に乗ってみたいな。

 前で引っかかっていく馬は距離が延びるとしんどいけど、道中でしっかりタメが利くタイプだから初めての2400メートルにも問題なく対応できるでしょう。東京の長い直線はぴったりのはずで、3人仲良く的中になればいいなと思っています。(高知競馬騎手)

【別府真衣騎手の印】

◎(13)アーモンドアイ

○(8)サトノワルキューレ

▲(2)ラッキーライラック

★(1)リリーノーブル

△(3)マウレア

△(6)オールフォーラヴ

 ◆別府 真衣(べっぷ・まい) 1987年12月8日、高知県生まれ。30歳。05年10月に高知でデビュー。今年18勝、地方通算689勝。通算重賞4勝。愛称は「まいーご」。151センチ、41キロ。血液型O。17日に釣りでアオリイカの大物をゲット。

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