【オークス・ワタシの◎ 宮下瞳】アーモンドアイに逆らえない

スポーツ報知
◎アーモンドアイで一緒になった(左から)別府真衣、宮下瞳、木之前葵の3騎手

◆第79回オークス・G1(20日・芝2400メートル、東京競馬場)

 後輩の葵ちゃんと一緒に去年のオークスは会心の3連単的中となりました。今年は真衣ちゃんも加わって2年連続の的中へ、気合が入っています。

 今年はアーモンドアイに逆らえません。最初は桜花賞で◎にしたラッキーライラックを今回も本命にしようと思って色々と分析したけど、改めてその強さを思い知らされました。特に素晴らしいのは上がり3ハロンの脚。桜花賞は勝ちっぷりはもちろん、上がりタイム2位の馬に1秒差をつけるなんて、これは歴史的名馬になれるレベルなのでは。

 私はJRAのレースを見るのも大好きで、特にすごいと思ったオークス馬はブエナビスタです。届きそうにないような位置からグングン伸びて差し切って、本当にカッコいいなと思いました。アーモンドアイにもブエナ級の末脚で2冠を期待します。(名古屋競馬騎手)

【宮下瞳騎手の印】

◎(13)アーモンドアイ

○(2)ラッキーライラック

▲(8)サトノワルキューレ

★(1)リリーノーブル

△(6)オールフォーラヴ

△(10)レッドサクヤ

△(11)パイオニアバイオ

 ◆宮下 瞳(みやした・ひとみ)1977年5月31日、鹿児島県生まれ。40歳。95年10月に名古屋でデビューし、11年8月に引退。2人の男児の出産を経て、16年8月に現役復帰。今年22勝、女性騎手では国内最多の地方通算733勝。通算重賞3勝。152センチ、46キロ。血液型A。

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