【鳳雛S】3番人気ハーベストムーンが首差で逃げ切り 鮫島駿「来るぶんだけ伸びる感じ」

スポーツ報知

 20日の京都10R・鳳雛S(3歳オープン、ダート1800メートル、9頭立て)は、逃げた3番人気のハーベストムーン(牡3歳、父マンハッタンカフェ、栗東・浅見秀一厩舎、鮫島克駿騎手)が後続の追い上げを封じ、前走の500万に続く連勝を飾った。勝ちタイムは1分53秒4。

 五分のスタートから押してハナを奪うと、1000メートル通過1分4秒4のスローペースに落とした。道中で2番手の馬にプレッシャーを受け続ける展開となったが、4コーナーのゴーサインで再び単騎の形に。残り1ハロンで外からグレートタイムに並ばれると二枚腰を発揮し、首差で退けた。

 鮫島駿騎手は「前半で楽に行けたのがよかったです。最後も(2着馬が)来るぶんだけ伸びる感じで、着差以上に強かったと思います。弱いメンバーではなかったですし、価値ある勝利ですね」と笑み。さらなる飛躍へ「馬ごみがダメということもなく、レースが上手。まだまだよくなる余地を残しています」と評価した。

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