【目黒記念展望】前走重賞初Vのステイゴールド産駒パフォーマプロミスに注目

スポーツ報知
目黒記念の出走予定馬。*騎手は想定

 第132回目黒記念・G2が27日、東京競馬場の芝2500メートルの舞台で行われる。

 前走の日経新春杯を勝った後は、天皇賞・春には目もくれずここに照準を定めたパフォーマプロミス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)。充実著しい同馬だが、馬体重は450キロ程度だけにハンデに注意したい。

 昨年の勝ち馬フェイムゲーム(セン8歳、美浦・宗像義忠厩舎)もダイヤモンドSを勝って、ここに備えた。昨年は58キロを背負って勝利。前走内容から衰えは全く感じられない。

 チェスナットコート(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)は、前走の天皇賞・春で5着。初めてのG1戦で臆せず戦い、差のないレース。体調を維持できていれば、当然チャンスはある。

 中長距離で逃げる形が板に付いてきたロードヴァンドール(牡5歳、栗東・昆貢厩舎)もすんなり運べば。

 準オープンの烏丸Sを勝ったポポカテペトル(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)は菊花賞3着馬。切れる脚より持続力で勝負するタイプだけに東京2500メートルは合うだろう。

 福島重賞2勝ゼーヴィント(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎)、有馬記念7着以来のサウンズオブアース(牡7歳、栗東・藤岡健一厩舎)、前走の六社Sでパフォーマプロミスに競り勝っているブライトバローズ(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)、500万、1000万、1600万を3連勝中の上がり馬コルコバード(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎)、ダイヤモンドS2着リッジマン(牡5歳、栗東・庄野靖志厩舎)、ルーラーシップ×メジロドーベルの結晶ホウオウドリーム(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)にまでチャンスがありそうな大混戦だ。(大上 賢一郎)

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