【天保山S】ウインムートが58キロも関係なくオープン特別3勝目

スポーツ報知
天保山Sを制したウインムート

 16日の阪神11R・天保山ステークス(3歳上オープン、ダート1400メートル=16頭立て)は5番人気のウインムート(牡5歳、栗東・加用正厩舎)が2番手から押し切って、オープン特別3勝目を挙げた。勝ち時計は1分23秒6。2着にはゴール前で急追した11番人気のヒデノインペリアル。1番人気のスマートアヴァロンは3着だった。

 ウインムートは600メートルの通過が34秒1の速い流れを2番手から追走。直線では逃げるドライヴナイトをかわし、堂々と抜け出した。「同型が多く、2番手でも楽な展開ではなかったです。58キロを背負って勝てたので強かったと思います」と松山騎手。3R(セトノシャトル)でJRA通算500勝を達成し、これで土曜は3勝目となった。

 管理する加用調教師は「58キロだけが気になっていた。芝でもよく走っていたけど、全兄のドリームバレンチノと同じでダートの適性が高い。力をつけているね」と評価していた。このあとはプロキオンステークス(7月8日、中京)に向かう。

競馬

×