落札額１億４０００万円の良血・アドマイヤジャスタ、２４日の阪神でデビューへ

　２４日の阪神芝１８００メートルで行われる新馬は素質馬ぞろいと評判の好カード。中でも注目を集めるのが須貝厩舎が送り出すジャスタウェイ産駒のアドマイヤジャスタだ。

　半兄に豪コーフィールドＣを勝ったアドマイヤラクティを持つ血統馬で、１６年セレクトセール当歳部門では落札額が１億４０００万円に達した。入厩後はひと追いごとに動きが良化し、１３日の栗東・ＣＷコースで６ハロン８２秒３―１２秒３をマーク。「まだビッシリとは追ってませんが、追ったらすごいんじゃないかという感じがします。背中やバネがいいです」と榎本助手は手応え十分だ。

　父も担当した同助手は「似ているところはありますよ。お父さん以上におっとりしているけど、賢い馬です」と分析。父の代表産駒となるための第一歩を踏み出したい。（山本　武志）