【宝塚記念 木村調教師に聞く】G1初挑戦ゼーヴィントは「重賞を使っていた時の動きに戻ってきた」
スポーツ報知
◆宝塚記念追い切り(20日・美浦トレセン)
―ゼーヴィントの最終追い切りは、美浦・Wコースの3頭併せで最内から最先着。最後はしっかり追われていました。
「細かく指示しているわけではなく、乗り手の感触、その場の状況判断がそういうアクションになったんだと思います」
―状態面に関してはいかがですか?
「去年の今頃に、重賞を使っていた当時の動きには戻ってきたのかなとは思います」
―今年2戦を振り返ってください。
「普段の厩舎の状態からパッとしないところがあり、体の中身もついてこなくてもどかしさを感じていたのですが、それがレースでも出たのかなという感じはしています」
―この馬にとっては今回がG1初挑戦です。
「なかなか大舞台に出せていない歯がゆい思いはありますが、本来持っているものからすれば、G1に参加させてもらっても恥ずかしい馬ではないと思っています」
<初コンビ先入観持たず乗る>
池添騎手(ゼーヴィントと初コンビ)「初騎乗なので、先入観を持たないで乗りたい。前走(目黒記念6着)は狭いところで追えない部分があったようだ。先週のセイウンコウセイ(函館スプリントS1着)もそうでしたが、重賞やG1で関東馬の騎乗依頼をいただくのはありがたい。任せてもらうからこそ、結果を出さないといけない。先週はセイウンコウセイの関係者に喜んでもらえるお手伝いができてよかった。今週もいい結果を出せれば」