【阪神2歳未勝利】タガノジェロディが逃げ差し返し1馬身半差で完勝

スポーツ報知

 23日の阪神1R、2歳未勝利(芝1600メートル=9頭立て)は3番人気でノヴェリスト産駒のタガノジェロディ(牡、栗東・浅見秀一厩舎)が先行策から抜け出し、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分36秒7。

 中団から伸びてきたデビュー戦から一転、この日は最内枠からの逃げ。道中は前半1000メートルが62秒7というスローペースに落とし、3コーナーでは1、2番人気のスマートユニバンス、ディープダイバーがまくってきたため、一度は番手に下がったが、直線で追ってからはしっかりと反応。上がり600メートル33秒9の脚を繰り出し、2着に1馬身半差をつける完勝だった。

 手綱を執った鮫島駿騎手は「調教から毎日乗って、コンタクトは取れていましたし、ハナで自分のペースで走れば、そんなに負けないと思っていました。その通りでよかったです。距離はまだ2走目で分かりませんが、(直線で)先頭に立った時でも余力はあったので、大丈夫じゃないかなと思います。スタートがいいので、(レースを)組み立てやすい馬ですね」と笑顔を浮かべていた。

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