【東京ジャンプS】10番人気のサーストンコラルドが障害重賞初制覇!通算2000回騎乗達成でラストランの林は11着

スポーツ報知
優勝したサーストンコラルドと北沢騎手

 23日の東京8R・東京ジャンプS・JG3(障害芝3110メートル=11頭立て)は、10番人気のサーストンコラルド(牡7歳、栗東・橋田満厩舎)が、障害重賞初勝利を飾った。勝ち時計は3分25秒3。

 タマモプラネットが大逃げを打った展開で、道中は後方で脚をためた。最後の4コーナーでぽっかりと空いた内を突くと、力強く脚を伸ばして2着に5馬身差をつける圧勝だった。勝利に導いた北沢伸也騎手は「どちらにしろ最終障害までは、じっとしていこうと思っていた。僕の馬も止まっていたけど、それ以外の馬はもっと止まっていたから、流れが速かったんでしょうね。展開と作戦がはまって、無欲の勝利ですね」と、満面の笑みで振り返った。

 また障害通算2000回騎乗で、このレースで引退を表明していた林満明騎手のアスターサムソンは、単勝オッズ1・9倍の1番人気に応えられず最下位の11着に沈んだ。レース後にはウィナーズサークルで2000回騎乗を表彰するセレモニーが行われた。「よくこれだけ乗ってきたと思う。(レース後の気持ちは)とにかくホッとした。(あと3勝で達成する障害通算)200勝まで続けたらとも言われたけど、もう満足です」と、穏やかな表情で現役生活を振り返った。

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