【大沼S】6番人気リーゼントロックが6勝目! 松岡「理想通りの展開」

スポーツ報知
23日の函館11R・大沼Sを勝利し、6勝目を挙げたリーゼントロック(右は2着のヨシオ)

 6月23日の函館11R・大沼S(3歳上オープン、ダート1700メートル=11頭立て)は、6番人気のリーゼントロック(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎)が2番手から抜け出し、6勝目を挙げた。勝ち時計は1分44秒4。

 好スタートを決めて、1番人気の逃げ馬ヨシオをマークしながら2番手を追走した。4コーナーから仕掛け始めると、鞍上のアクションに応えてグングンと伸び、1馬身差で勝利を飾った。

 騎乗した松岡正海騎手は「状態と腰の具合が良かった。厩舎力ですね。うまく仕上げてくれました。ゴーインググレート(3着)に前に来られたら嫌だなと思っていたが、2、3番手だったので、理想通りの展開だった。3コーナーで手応えが怪しくなることもなかった」と調子の良さを勝因に挙げた。

 管理する矢作調教師は「今日はメンバーや枠、展開を考えたら、チャンスだと思っていた。順当勝ちですね。函館に入厩した時点で体重が減っていたので、そこだけを懸念していた(レースは前走比16キロ減の512キロで出走)。この馬はトモ(後肢)の具合が全て。トモをケガしているので、トモが悪いとフラフラするが、今日は具合が良かった」と振り返った。今後はエルムS(8月12日、札幌)を目標に置き、マリーンS(7月8日、函館)を挟むか直行するかは未定。

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