【次回注目馬】デビュー2戦目で変わったポルーニン 武藤「いい位置を取れていれば、もっと差を詰められていたと思う」

スポーツ報知

 ◆ポルーニン(6月23日、東京1R・2歳未勝利戦、芝1600メートル=2着)

 前走の新馬戦7着から順当に良化。最後まで集中力を切らさず、レース運びに進境が見られた。道中は馬群の内の9番手で進み、直線で進路が開くと長く末脚を伸ばし、上がり最速35秒2をマークした。先行して押し切った勝ち馬には3馬身差をつけられたが、鼻差で2着争いは制した。

 初コンビを組んだ武藤は「センスがいいですね。まだ緩い部分はありますが、調教に乗せてもらうなかで変わってきているなと思っていました。勝ち馬は強かったですが、ポジション取りの差が出た。いい位置を取れていれば、もっと差を詰められていたと思う」と手応えを口にした。

 前が残る流れで差し込んできた内容は、今後に向けて評価できる。脚質的に広いコース向きの印象で、うまくローカルの小回りな舞台に対応できるかが鍵になるか。(坂本 達洋)

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