【スポーツ報知杯中京2歳S】新種牡馬ジャスタウェイ産駒のエイシンゾーン、世代トップの2勝目を狙う!

スポーツ報知
世代最初のオープン勝ちを目指すエイシンゾーン

◆スポーツ報知杯中京2歳S(21日・芝1600メートル、中京競馬場)

 世代最初のオープン特別となるスポーツ報知杯中京2歳S(21日、中京)で、新種牡馬ジャスタウェイ産駒のエイシンゾーン(牝、栗東・松元厩舎)が無傷の2連勝でオープン初制覇を狙う。

 新馬は発馬後に挟まれて後方から追走。流れも遅く不利な条件が重なったが、父をほうふつさせるメンバー最速(3ハロン33秒7)の上がりで差し切った。「外から寄られて下がったけど、最後は弾むように伸びたね」と田代助手が笑顔をみせる。

 産駒は先週までに3頭が勝ち上がる好発進を見せた。3勝は芝1200~1800メートルと距離の融通性も示している。「前向きさがありながら、普段はおとなしくて乗りやすい。カイバもよく食べ、手がかからない。オンとオフがはっきりしているのがいい」。田代助手が指摘するバランスの良さが、産駒の特長として挙げられそうだ。

 「もともとゲートは速く、もっといい位置を取れるはず。時計も詰められると思うし、十分やれていい」と同助手は上積みを強調。一足先に世代トップの2勝目を奪って、ジャスタ旋風を巻き起こす。(宮崎 尚行)

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