【松前特別】無傷3連勝狙うレイエンダ、秋に全兄レイデオロと対決もあるぞ

スポーツ報知
デビュー3連勝を狙うレイエンダ。好走して実りの秋につなげたい

◆松前特別(22日・芝2000メートル、函館競馬場)

 のちに“幻のダービー馬”と言われても不思議のない逸材だ。22日の松前特別(函館10R)に出走する2戦2勝のレイエンダ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)は、17年ダービー馬レイデオロの全弟。「すごくハイレベル。彼は未来のG1ホースだね」と、ルメールも限りない可能性を感じている。

 昨年7月の札幌で新馬戦V後に骨折し、9か月半の休養を経て迎えた夏木立賞。東京・芝2000メートルを1分58秒8、上がりは最速の33秒6と素晴らしい数字で楽勝した。「レイデオロに似ている。同じ体、すごいパワー」と鞍上はその走りに兄をだぶらせるほど。順調ならば、今春の牡馬クラシックは勢力図をガラリと変えていただろう。

 「勝ってセントライト記念(9月17日、中山)へ」と藤沢和調教師。レイデオロは3歳秋に神戸新聞杯を制し、古馬相手のジャパンC(2着)に挑んだ。弟も同じような道を歩むのであれば、秋に兄弟対決の実現も十分あり得る。まずは無傷の3連勝―。あっさり突破して夢を膨らませていく。

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