【次回注目馬】良血馬ゼーゲンがデビュー2連勝 さらに上を目指せる素質

スポーツ報知

◆ゼーゲン(8月5日、札幌9R・3歳500万、芝2600メートル=1着)

 スタートで出遅れて、4コーナーで大外を回しながら4角8番手から鋭く伸びて差し切り勝ち。上がり最速34秒5をマークして、直線では1頭だけ別格の脚いろを見せた。

 既走馬相手に初出走だった前走も、直線で反応良く伸びて快勝していた。初コンビのモレイラは「まだ2度目の競馬で、子供っぽいところがあるのに、最後のあの脚を見せられた。精神的にもこれから成長していく馬。楽しみな期待できる馬です」と、秘める素質を評価した。

 父ディープインパクトで、母ソベラニア(父モンズーン)は2009年独オークス2着などG1戦線で活躍した実績馬。大きな伸びしろを感じさせる良血馬で、昇級してもクラスの壁は突破できるだろう。(坂本 達洋)

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